温家宝総理は19日、インドネシア・バリ島で開かれた第6回東アジアサミットに出席した。
温総理は「世界金融危機のもたらした厳しい試練を前に、東アジア各国にとって最も関心の高い議題、最も差し迫った課題は、東アジア経済の比較的速い成長を維持し、民生を改善し、世界経済の力強く、持続可能かつバランスのとれた発展を後押しすることだ。われわれは引き続き共に困難を乗り越え、協力を強化しなければならない。東アジアサミットはこの方面で戦略指導的役割を発揮すべきだ」と指摘。
「東アジアサミットは長年、首脳の率いる戦略フォーラムとして、東アジア各国の相互理解・協力を促してきた。新たな情勢の下、われわれは引き続き東アジアサミット協力においてASEAN主導を堅持し、利益の合流点の追求と拡大に努力すべきだ。サミットがより多くの成果を上げ、より多くの国家と国民に恩恵をもたらすよう、各国と手を携えて努力していきたい」と強調した。
「人民網日本語版」2011年11月21日