温家宝総理が中日韓首脳会議に出席

温家宝総理が中日韓首脳会議に出席。

タグ: 李明博,温家宝,野田佳彦,中日韓協力

発信時間: 2011-11-20 10:47:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温家宝総理は19日、インドネシア・バリ島で中日韓首脳会議に出席し、韓国の李明博大統領、日本の野田佳彦首相と中日韓協力および世界や地域の共通関心事について意見交換した。

温総理は「現在中日韓協力は良好な基調を呈し、各分野の協力はたゆまず進展している。これは3カ国の利益に合致し、アジア、さらには世界の安定と発展にもプラスだ。来年中国は中日韓協力の調整国を務める。中日国交正常化40周年、中韓国交樹立20周年を契機に、日韓とのハイレベル交流や政策協調を一層強化し、戦略的相互信頼を深め、中日韓協力を政治面から後押しし、その一層の進展を促したい」と表明した。

温総理は、3カ国が共に努力すべき事柄として▽中日韓自由貿易協定(FTA)の共同研究を年内に完了。来年から交渉に入り、早期合意を目指す▽陸海連絡輸送協力を全面的に推進。北東アジア情報サービス網の構築を推進。新興産業協力を開拓し、産業の高度化と経済構造の調整を加速▽金融協力を強化し、二国間通貨スワップの規模を拡大▽環境保護、生物多様性の保護、グリーン経済、災害対策、民生などの分野で交流や協力を強化。循環型経済モデル基地の建設を加速。持続可能な発展を促進▽社会・人・文化交流を拡大。民間交流を強化し、国民間の相互理解と友好的感情を強化。2015年までに3カ国間の人的往来を延べ2600万人に増やすべく努力▽中日韓協力事務局の役割を十分に発揮し、中日韓協力を力強く支える--を挙げた。

日韓首脳は「中日韓協力は著しい成果を上げており、将来性は大きい」として、引き続き経済、貿易、金融、投資、災害救援、文化、教育、観光、青少年分野の交流や協力を深め、国際・地域問題で協調を強化し、共同発展を促す必要性を指摘した。

各国首脳は世界や地域の他の問題についても意見交換した。

「人民網日本語版」2011年11月20日

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