アジア太平洋の米駐留軍、大幅調整の理由

アジア太平洋の米駐留軍、大幅調整の理由。 在日米軍は「司令部要員」を中心とする一部の戦闘部隊と重要要員約8000人を沖縄米軍基地からグアムに移転する。明らかに米軍は、戦略の重点をアジア太平洋に移転するのに力を入れ、同地域の国々も米軍の戦略重点移転への適応を迫られるだろう…

タグ: アジア太平洋 米軍 駐留軍 日本 沖縄

発信時間: 2011-11-18 15:03:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:韓国駐在の米戦車部隊

オバマ米大統領は16日、2012年半ばから米海兵隊隊員250人が豪州北部で駐留、駐留規模は最終的に2500人に増やすと発表した。これは。両国のパートナーシップを深化する行動の一環。

日本のメディアは、在日米軍は「司令部要員」を中心とする一部の戦闘部隊と重要要員約8000人を沖縄米軍基地からグアムに移転すると報道。今回の移転は、沖縄の司令部機能を維持する前提で、グアムと沖縄の両方で部隊遠征を展開できる態勢を整え、沖縄・普天間基地移転などの負担を軽減するねらいがあるとした。

同時に韓国のメディアも、韓国国防省は西海岸の島嶼に米軍兵舎を建設し、今後の米軍の朝鮮半島における駐留・演習に便利を提供すると伝えた。

以上の情報をまとめると、米国はアジア太平洋地域の駐留軍を大規模に調整していることがわかる。

◇調整の理由は?

様々な情況からして、米国のアジア太平洋駐留軍の大規模な調整には次の3つの理由がある。

(1)駐留軍の範囲を調整することで、より多くの国を米国の「戦車」に縛り、米国の影響力と干渉能力を拡大。

(2)もともと第一線にあった米軍部隊を敵の火力範囲内から後方の比較的安全な場所に撤退。

(3)駐留米軍が外交上、米国にもたらす不利な影響や圧力を軽減し、駐留地の世論から受ける攻撃を軽減する。

◇今後のアジア太平洋の軍事戦略構造にどんな影響があるか?

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。