瀋陽飛機工業集団は、チタン合金製の完成機の実験などのコア技術を修得した。写真は瀋陽飛機工業集団が組み立てた国産J-11B新型戦闘機。
中国初のチタン合金実験室が今月17日、中航工業北京航空材料研究院に設立された。
チタン合金は飛行機やエンジンに用いられる重要な素材である。比強度が強く、耐食性と耐熱性に優れているため、荷重を受ける航空機の構造部材に多用され、その使用率の高さも航空装備の技術レベルを評価する重要な指標となっている。中国初のチタン合金実験室の設立は、その分野における研究開発を進め、中国の航空機用チタン合金分野の脆弱さを改善することを目的としている。