専門家が日本外相の訪中を分析 安定が外交方針に

専門家が日本外相の訪中を分析 安定が外交方針に。 日本の玄葉光一郎外相が日帰りの訪中を行った。中国現代国際関係研究院日本研究所の馬俊威副所長は、米国がアジア回帰を進める中、野田内閣は対中外交の道具が増えたと考えていると分析。両国関係の大局の安定を維持し、来年の中日国交正常化40周年の祝賀イベントを成功させることは、中日両国に共通した目標である…

タグ: 外相 玄葉 日帰り 訪中 アジア回帰 首脳会談

発信時間: 2011-11-25 11:01:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

首脳会談の議題固め

中国社会科学院日本研究所外交研究室の呂輝東主任は取材に対し、「玄葉光一郎外相の今回の訪中は、主に両国首脳会談の議題を固めることが目的で、両国の戦略的互恵関係を推進するための具体的な方法がその重点となる」と述べた。

日本の東海大学の葉千栄教授は、玄葉外相が訪中時に持ってきた課題リストは、野田政府の願いを直接反映していると話す。

呂輝東氏によると、野田首相は就任後に中国との関係を強化したい考えを示したが、日本の新政府の対中政策はまだ明らかにされておらず、首相の訪中を通して中日両国は二国関係の目標を定めると見られる。

中国社会科学院日本研究所の高洪副所長は、「野田新政権は中国との関係において、米国やその他の国と連携する姿勢を見せながらも、中国との関係のいわゆる大局と長期的な利益を考慮、配慮しないわけにもいかない状況だ。野田首相の訪中は今後の両国関係の発展に深く、長期的な影響を与えることになるだろう」との見解を示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月25日

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