温家宝総理(中共中央政治局常務委員)は27日、北京で開催された第5回全国女性・児童事業会議に出席した。
温総理は「女性と子どもはわが国の総人口の3分の2を占める、国家の発展と社会の進歩を促す重要な力だ。女性は家庭に明るさをもたらしており、尊重されるべきだ。女性は天の半分を支えることができる。女性の積極的な役割なくして、偉大な社会変革は不可能だ。女性の社会的地位は、その社会の進歩の程度を示している。子どもは民族と国家の発展の未来であり希望だ。女性・児童事業は国家と民族の将来に関わる重要なものだ」と指摘。
「様々な事故から子どもたちを守らなければならない。特に学校内の治安、消防の安全、スクールバスの安全を強化しなければならない。国務院はすでに関係部門に、スクールバス安全条例を速やかに制定し、スクールバスの基準をしっかりと整え、設計・生産・改造・配置をしっかりと行い、しかるべき管理制度を築くよう指示した。必要な資金は中央政府と地方政府が工面し、拠出する。地方政府・部門の責任を明確にし、厳格な責任追及制を敷き、悪質な事故に対しては法にのっとり厳しく処理しなければならない。中央政府、地方政府、社会各界の共同努力によって、スクールバスを子ども達にとって安全な移動校舎、安全で心配のない便利な通学手段にしなければならない」と強調した。
「人民網日本語版」2011年11月28日