シルクロードを復興し、米国の封じ込めを打破

シルクロードを復興し、米国の封じ込めを打破。

タグ: ミャンマー,米国,新アジア政策,TPP

発信時間: 2011-11-30 09:32:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国が中国を封じ込めようとするのは、アジアで中国が米国を上回る強国になることを阻止するためだ。米国は東では日韓に軍を駐留し、朝鮮問題を利用して中国を牽制。南東では、台湾問題を利用して中国を牽制。南中国海では中国と領土紛争を抱える国と絡み合って挑発を続けている。さらに南では、オーストラリアを「第二列島線」の重点としている。

米国は中央アジア諸国やアフガニスタンへの軍の長期駐留により、中央アジアにおける中国の影響力拡大を防ぐとともに、中国西部に対する安全保障上の圧力を形成することができる。米国の「新シルクロード構想」が実現した場合、中央アジアと南アジアにおける中国の安全保障情勢は一層厳しくなる。

中国は地政学戦略を見直すべきだ。例えば、中国は米軍とNATO軍がアフガニスタンから撤退した後、戦争に蹂躙され続けてきたこの隣国と戦略的パートナーシップを構築する意向を明確に示すべきだ。同時に、ワハーン回廊を開放し、アフガニスタンとの経済・貿易協力をカシュガル経済大特区に組み入れることを検討する。また、アフガニスタン、パキスタンと3国戦略協定を締結し、パミール地域3国グループを結成する。長期的には、中国はアフガニスタン、パキスタン、イラン、インド、中国の5カ国による対話枠組みと経済協力組織の構築を提唱し、歴史上のシルクロードを真に復興すべきだ。

「人民網日本語版」2011年11月30日

 

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