中国国防省の耿雁生報道官は30日、中国人民解放軍の馬暁天副総参謀長と米国のフロノイ国防次官が12月7日北京で開催される第12回中米国防省防衛協議を共同主宰すると発表した。
耿報道官は同日午後の定例記者会見の席で「双方は両国の軍事関係、地域の安全情勢、共に関心を寄せるそのほかの問題について突っ込んだ意見交換を行う」と説明した。
同報道官は、第4回中印防衛・安全保障協議が12月9日インドのニューデリーで開催されることも明らかにした。馬暁天副総参謀長が代表団を率いてインドを訪問し、インドのプラディープ・クマール国防次官と共に協議を共同主宰する。双方は地域情勢、防衛交流と協力などについて突っ込んだ意見交換を行う。
また、第2回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)防衛・安全保障対話が12月11日から14日まで、北京で開催される。「中国とASEAN:安全、相互信頼と協力」が今会議のテーマで、中国とASEAM各国の防衛部門、研究機関、ASEAN事務局の代表が会議に出席する。
「新華網日本語」2011年12月1日