外交部の定例会見で1日、洪磊報道官が記者の質問に答えた。
----クリントン米国務長官が本日ミャンマーを訪問し、改革の加速と民主・人権状況の改善を促した。中国はこうした発言をミャンマーへの内政干渉、主権侵害と捉えるか。
国内の政治的和解に向けたミャンマー政府の措置を中国は歓迎する。また、ミャンマーと西側の関係国が相互尊重を基礎に接触を強化し、関係を改善することを望んでいる。中国は関係国に対し、ミャンマー制裁を解除し、ミャンマーの安定と発展を促すよう訴えている。
----中国は米国とミャンマーの関係改善による、この地域での中国の影響力への影響を懸念しているか。
中国とミャンマーは長年来、相互尊重と対等な付き合いを基礎に各分野で友好交流・協力を推し進め、両国に利益をもたらしてきた。中国とミャンマーの包括的・戦略的協力パートナーシップのたゆまぬ推進は両国共通の願いであり、両国人民に一層の幸福をもたらすだけでなく、この地域の平和・安定・発展にプラスだ。
「人民網日本語版」2011年12月2日