未来志向で中日の善隣友好関係を発展させる 野田首相訪中

未来志向で中日の善隣友好関係を発展させる 野田首相訪中。

タグ: 野田首相 訪中 日中関係 

発信時間: 2011-12-25 12:18:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇両国の利益に合致する中日友好

 中日両国は一衣帯水の隣国であり、2000年余に及ぶ交流の歴史は、両国がもちつもたれつのステークホルダーであり、双方は和すれば共に利し、闘えば共に傷つくこと、中日友好は両国と両国人民の根本的利益に合致することを証明している。

 近代史を振り返ると、日本軍国主義が起こした侵略戦争は中国人民に極めて大きな苦しみを与えた。新中国成立後、日本政府は米国に追随し、中国敵視政策を固持し、中日関係は極めて不正常だった。こうした不正常な状態を終わらせるよう求める日本各界の声の下で、1972年、当時の田中角栄首相が中国の古い世代の指導者と共に、戦略的決断をし、両国政府が「中日共同声明」を発表して、中日国交正常化が実現、中日関係は新たな段階を迎えた。1978年と1998年、双方はそれぞれ「中日平和友好条約」と「中日共同宣言」に調印した。両国の友好協力関係はたえず発展した。

 しかし数年前、日本の政治指導者が内外世論の強い反対を顧みず、我意を通して、第二次大戦のA級戦犯を祀る靖国神社に参拝し、中国人民の感情を大きく傷つけた。両国の政治関係もこれにより、一度、国交樹立後としては未曽有の厳冬期に陥った。

 中日関係に生じた難局を克服するため、2006年10月、当時の安倍晋三首相が中国への「氷を砕く旅」を実現した。この後、中国の温家宝首相と当時の福田康夫首相がそれぞれ2007年4月と12月に相互に訪問した。2度の訪問はそれぞれ「氷を溶かす旅」、「春を迎える旅」と呼ばれた。

 これらハイレベル相互訪問の予熱の下で、2008年5月、中国の胡錦涛国家主席が日本を訪れる「暖かい春の旅」を迎えることになった。この訪問で、双方は「戦略的互恵関係の全面推進に関する中日共同声明」を発表し、両国関係の長期的発展のための指導原則を定め、両国関係の将来の発展を企画した。この文書は中日間の4番目の重要な政治文書となった。

 

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