ロシアメディアは13日、ロシア空軍総司令官アレクサンドル・ゼーリン大将が取材に対し、ロシアの第5世代戦闘機T50の一連の性能指標は米国のF22と中国のJ20を上回ると述べたことを伝えた。
ゼーリン大将はロシアのT50、米国のF22、中国のJ20の最大飛行速度、最大航続距離、ミサイル搭載数、外部荷重対航空機の重量の比率などの指標を対比・分析したところ、T50がF22とJ20を上回るという結論が出たと説明した。
ゼーリン大将は、T50原型機の大きさと重さは海外の戦闘機に似ているが、離着陸時の滑走距離は海外の戦闘機より大幅に短く、またT50が装備する設備の性能も海外の戦闘機より優れていると主張した。
ロシアのスホーイ社が研究開発したT50戦闘機は、空中格闘と地上攻撃力を備えている。これまでに、T50の原型機3機が各種のテストを行い、総飛行回数は120回を超えた。4機目も今年中にテストを行うという。
ロシア軍側はテストを終えた後、少なくとも60機のT50をまず購入し、将来的に150機を調達する計画。