習近平副主席がワシントン・ポストの書面インタビューに応じる

習近平副主席がワシントン・ポストの書面インタビューに応じる。

タグ: 習近平,中米関係,経済,貿易

発信時間: 2012-02-14 16:46:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■中米の経済・貿易関係の本質は互恵・ウィンウィン

----中米の経済・貿易協力について

中米の経済・貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。国交樹立以来、両国間の貿易額は180倍以上増加した。過去10年間に米国の対中輸出は累計468%増加し、米国に300万人以上の雇用を創出した。全米50州のうち47州が対中輸出を3桁から4桁も増やした。中国製品のおかげで米国の消費者は6000億ドル以上を節約できた。中国米国商会の昨年の調査によると、2010年に在中米国系企業の85%が収入を増やし、41%が中国での利潤率が世界での平均利潤率を上回っている。米国の対中投資は力強く対中輸出の増加を先導し、米国産業の高度化を加速し、米国経済の発展を促した。

経済のグローバル化が深く進行する今日、中米経済・貿易はすでに高度な相互依存関係にある。もしこうした関係が相互利益とウィンウィンに基づき、米国にも多大な利益をもたらすものでないのなら、持続し、急速に発展することはあり得ない。中米の経済・貿易関係の実情を理解している米国人の圧倒的多数は、ビジネス界の人々を含め、この点をよくわかっている。

経済・貿易の過程で、中米間にいくつかの摩擦や溝が生じることは避けがたい。重要なのは、双方が平等互恵、相互理解・相互譲歩の調整を通じて、溝を適切に処理することだ。摩擦や溝によって中米経済・貿易協力全体の大局が妨げられることがあってはならない。

われわれは、知的財産権の保護や貿易不均衡の問題における米側の理にかなった懸念を解決するために、すでに積極的な措置を講じたし、今後も継続していく。引き続き人民元為替制度改革を推進するし、これまでと同様に対中投資家に公平で、規範化された、透明な投資環境を提供していく。これと同時に、米側がハイテク製品の対中輸出規制の緩和や、中国企業の対米投資に公平な競争環境を与える方面で、できるだけ早く具体的なステップを踏むことも希望する。

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