■中米は意思疎通、調整、協力を強化すべき
----地域問題、国際問題、グローバルな問題における中米協力について
近年、中米は地域や世界の重大な問題の解決、グローバルな試練への共同対応において効果的な調整や協力を展開し、中米関係の中身を拡充し、その戦略的基盤を強固にし、拡大してきた。双方は同舟相救い、他の国々と共に連携して世界金融危機に対処し、世界経済の回復を促している。コペンハーゲン、カンクン、ダーバンの気候変動会議で合意形成に向けて調整を行っている。朝鮮半島の非核化と6カ国協議を推進している。中東のどの国が核兵器を開発、保有することにも反対し、地域の平和と安全を守っている。両国はアフガニスタン、南アジア、スーダン、中東などの注目される問題についても有効な意思疎通を行っている。
世界金融危機と欧州債務危機の悪影響は現在も拡大し、各地域で重大な問題が相次ぎ、非伝統的安全保障と伝統的安全保障の脅威が入り交じっている。新たな情勢の下、中米はなおさらに意思疎通、調整、協力を強化し、世界の平和、安定、発展の維持と促進に、建設的で責任ある役割を果たさなければならない。
「人民網日本語版」2012年2月14日