オバマ大統領は「相互尊重と互恵・ウィンウィンに基づく米中協力パートナーシップの推進に揺るがず尽力する。米国は中国の平和的発展を歓迎する。強大で、繁栄する、安定した中国はアジア太平洋地域と世界の繁栄と安定にプラスだ」と表明。米中間の3つの共同声明に基づき「1つの中国」政策を堅持し、「台湾独立」のいかなる主張もはねのけることを重ねて表明。台湾海峡両岸関係の平和的発展の趨勢が引き続き発展することを希望すると述べた。
オバマ大統領はまた「現在の情勢の下、世界や地域の問題において米中協力は極めて重要だ。20カ国・地域(G20)など多国間の枠組みやイラン核問題、朝鮮半島、シリア情勢などの問題で中国側との対話、調整、協力を強化したい」と述べた。
双方は両国の経済・貿易関係その他共通関心事についても踏み込んで意見交換した。