米国を公式訪問中の習近平国家副主席は現地時間14日午前、ホワイトハウスでバイデン米副大統領と会談した。
習副主席は「私のこの訪問は両国元首間の重要な共通認識を一段と実行に移し、相互尊重と互恵・ウィンウィンに基づく中米協力パートナーシップの構築を促すことが目的だ。この訪問が共通認識を深める旅、協力拡大の旅、両国民の友情を深める旅となることを希望する」と述べた。
また「ニクソン大統領の訪中と中米『上海コミュニケ』発表から今年で40周年になる。過去40年来、中米関係は幾度も困難を経験しながらも、常に前向きに発展し、歴史的な発展の成果を上げてきた。ここからわれわれが得られる最大の啓示は、世界における2つの大国として、中米は広範かつ重要な利益を共有しており、協力すれば共に利し、闘えば共に傷つくということだ。また、中米関係の健全で、安定した、持続的な、前向きな発展は両国および両国民の根本的利益に合致するだけでなく、アジア太平洋、さらには世界の平和、安定、繁栄にもプラスだ」と述べた。