中共中央弁公庁、国務院弁公庁はこのほど「国家『第12次五カ年計画』期間の文化改革・発展計画綱要」を公布したうえで、実情と結びつけて真剣に貫徹実施するよう各地区・部門に指示した。
「計画綱要」は社会主義文化強国の建設という壮大な目標を軸に、第12次五カ年計画期間の文化改革・発展の指導思想、方針・原則、具体的目標・任務、重大な措置を明確化。文化改革・発展について全面的な計画を示している。
「計画綱要」は第17期党中央委員会第6回全体会議の打ち出した文化改革・発展の指導思想と重要方針を再確認。「決定」で打ち出された主要任務の数量化、事業化、具体化を図っている。
また、2015年までの文化改革・発展について10の主要目標を定め、具体的要求を一層明確化。重点プロジェクトによる先導の方針を打ち出し、9つの重点プロジェクトを明確にしたうえで、各々を細分化した具体的プロジェクトも示している。
「計画綱要」の実施を確保するため、政府拠出保障政策、文化経済政策、文化貿易促進政策、著作権保護政策、法制保障政策も打ち出された。
「人民網日本語版」2012年2月16日