米国国防総省がペンタゴンの前に式典を行い、習副主席の訪米を歓迎する(14日)
現在米国を訪問中の習近平副主席は14日、パネッタ国防長官、マーチン・デンプシー統合参謀本部議長ら米国国防当局と軍の高官と米国防省で会談した。中国の国家指導者がペンタゴンを訪問するのは10年ぶり。会談で習副主席は、健全かつ安定した両軍関係の構築が中米関係の発展に重要な影響と積極的な役割を果たすと強調し、中国側の両軍関係の発展に対する高度な重視と誠意を伝えた。
今回の訪米は、中米両国の元首の共通認識を確定する重要な措置で、新しい年の中米関係を全面的に推進する重大な外交行動であり、中米両国の戦略的見地と全局的角度から両軍関係の現状を見つめ、今後の両軍関係発展の方向性が検討される。成熟かつ安定した国家関係は成熟かつ安定した軍事関係によって支える必要がある。健全かつ安定、成熟した中米両軍の関係は中米両国の共通利益に適するだけでなく、アジア太平洋地域及び世界の平和と安定にもつながる。中米関係の大局から出発した両軍関係の推進は、中国側の一貫した政策だった。長年の実線から、相互信頼が中米両軍の関係の健全かつ安定した発展の重要な前提であることは明らかだ。
相互信頼の増進には、相手の戦略的意図を全面かつ正確に理解する必要がある。中米両国はイデオロギーや時代遅れの考え方を越え、客観的かつ理性的に相手の成長と向き合わなければならない。中国は確固たる平和的発展の道を歩む。中国の発展は米国にとってチャレンジではなくチャンスだ。中国は防衛的な国防政策を実施し、米国の脅威となる気もなければ、その可能性もない。