訪米中の習近平国家副主席は現地時間14日、バイデン米副大統領と共に中米の企業家との会合に出席した。
習副主席は中米経済・貿易協力の促進、両国関係の推進における両国の企業家の積極的な貢献を高く評価。「私の今回の訪米は両国元首間の重要な共通認識を実行に移し、中米協力パートナーシップを推進するためのものだ。午前中に私はオバマ大統領、バイデン副大統領と会談し、中米関係および世界や地域の各々の関心事について率直かつ踏み込んで意見交換し、所期の目的を達成した」と述べた。
また「中米が交流の扉を再び開けてから40年来、両国の企業家は手を携えて協力し、中米経済・貿易協力、さらには両国関係の発展に重要な貢献を果たしてきた。また、この過程で発展のチャンスを分かち合い、『一分耕せば、一分の収穫』を形にした。世界経済回復の不安定性、不確定性が高まる中、なおさらに中米両国、両国企業が協力を強化することの必要性、緊迫性が明らかになっている」と指摘。両国の企業家に次の言葉を寄せた。
(1)時機を見極め、把握する。
(2)長期的視点を持つ。
(3)両国関係における「バラスト」「スクリュー」としての経済・貿易の作用を深める。
(4)企業の社会的責任をしっかりと履行する。
習副主席は「私は中国経済が引き続き安定した比較的速い成長を維持すること、米国経済が力強い回復と成長を実現すること、中米経済・貿易協力の明日がさらに素晴らしいものになることを確信している」と述べた。
「人民網日本語版」2012年2月16日