米製のF35戦闘機
台湾メディアの報道によると、米ロッキード・ マーティン社が開発したステルス戦闘機F35は、多くの国で次期主力戦闘機に選定された。F35の外観と航空電子システムはステルス戦闘機F22と似ているため、F35も強い性能と戦闘力を備えると見られている。
しかし、オーストラリアの国防専門家はこのほど、豪空軍はF35戦闘機のステルス性能を期待しすぎており、F35の戦闘力も誇張されていると指摘した。また、ロシアと中国は新型レーダーを入手後にF35を簡単に探知することができると強調した。
情報筋によると、オーストラリアはF-35A戦闘機を100機購入する予定で、2012年に購入契約に調印し、最初に14機を購入する計画。また、オーストラリアはパイロットの訓練用戦闘機として2014年に2機を調達し、2017年までに14機が引渡されることを望んでいる。しかし、F35の研究開発には時間がかかり、生産コストも膨れ上がり、国内ではF35の購入を疑問視する声もある。それにもかかわらず、豪国防省はF35を購入する計画に変更はないと発表。そうしながらも、豪国防相はこのほど、F35戦闘機を購入するスケジュールを調整する可能性があることを明らかにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月21日