中国外交部の洪磊報道官は2月22日、定例記者会見を行った。
韓国の指導者は、朝鮮の不法入国者に対する中国の措置が国際条約に反するとの考えを示し、韓国側は国際連合人権理事会で問題を提起することを検討している。これについて、洪磊報道官は次のように述べた。
これらの朝鮮人は難民ではなく、経済的な理由で中国に入国した不法入国者である。中国は国内法、国際法、人道主義の原則に基づき、朝鮮の不法入国者の問題を慎重かつ適切に処理しており、各方面の利益と国際慣例にもかなっている。国連人権理事会は上述の問題を話し合う場所ではない。私たちはこの問題を難民化、国際化、政治化することに反対だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月23日