中国国家国防科学技術工業局によると、中国の高解像度対地観測システムはすでに全面的な構築段階に入っていることがわかった。
同システムは衛星、成層圏飛行船と飛行機を使った地球観測を他の観測方法と結びつけ、全天候、全世界をカバーする地球観測を実現するものである。同システムの開発は順調に進み、2013年に新型衛星の研究・開発、打ち上げと使用が計画されている。また、システムは2020年頃に完成する予定だ。
同システムの導入は、中国の現代農業、防災、資源環境、公共安全などの分野に情報サービスを提供し、国の経済建設と社会発展のニーズを満たすことができ、中国の宇宙インフラの建設と衛星産業の発展において重要な意味を持っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月15日