資料写真:「アバター」
米国防省当局が明らかにしたところによると、米国は「アバター」と呼ばれる研究プロジェクトを進めており、将来マインド・コントロール可能なロボットを開発する計画だという。同プロジェクトには700万ドルを投じる予定。
「アバター」は米映画史上最高の興行成績を記録した作品で、アバターは人がマインド・コントロールするマリオネット。米国の「アバター」計画では、マインド・コントロールされるロボットが兵士に代わり、部屋を掃除したり、見張り番をしたり、戦場で戦ったりし、最終的に名実共に「未来戦士」となる。
メディアはこうした「アバター」戦士に対する想像を膨らませるが、具体的に何ができるかは紙面上にとどまっている。ただ科学的見地から、アバターは幻想ではないが、まだスタート段階で、基礎研究の原始的段階にすぎず、米国のプロジェクト投入経費からも、実際には事前研究の状態に過ぎないことがわかる。
実際、いわゆる「アバター」研究計画が主に関連しているのは「脳コンピュータインタフェース(BCI)」の研究分野で、この分野は世界の科学者が急に注目した研究対象でもあり、高い想像性をもつ「マインド・コントロール」をテーマとしているため、普通の人でも興味を抱く。