中国外交部の洪磊報道官は27日の定例記者会見で、各国はミサイル防衛問題を慎重に処理し、政治・外交ルートを通じて普遍的な安全を実現すべきとの考えを示した。
----米国務省高官は26日、米国が欧州のものに似たミサイル防衛システムをアジア・中東の両地域に構築することを検討していることを明らかにした。イランや朝鮮のミサイルの脅威から関係国を守るとともに、将来開発されうる長距離ミサイルの脅威から米国を守るためとしている。
報道に留意している。われわれは一貫して、各国は世界の戦略的安定の維持と各国の戦略的相互信頼の強化という観点に立ち、ミサイル防衛問題を慎重に処理し、政治・外交ルートを通じて普遍的な安全を実現すべきだと考えている。
「人民網日本語版」2012年3月28日