第7回上海協力機構安全保障会議秘書官会議が12日、北京で開催される。上海協力機構の次の段階の法執行・安全保障協力の重点は▽安全保障協力の原則の堅持▽戦略目標の明確化▽協力体制の整備▽法整備▽サイバーテロ取締り協力の強化▽協力主体の範囲拡大▽内部整備の強化▽加盟国とオブザーバー国の多国間および二国間協力の深化▽「3つの勢力」(分離独立派、宗教過激派、テロリスト)および各種犯罪組織を震え上がらせ、打撃を与える▽中央アジアで不穏な情勢が生じないようにする▽加盟国の長期安定・平和の促進--だ。中国新聞網が公安省ウェブサイトの情報を基に9日付で伝えた。
上海協力機構はすでに10年間の歴史を持つ。中国は今年の議長国として重要な活動を組織・推進し、地域と世界で上海協力機構の声を再び轟かせる。今回の安全保障会議秘書官会議では地域の安全保障情勢、安全保障協力の深化などが重点となる。
上海協力機構は現在、中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6加盟国からなる。加盟国の総面積は約3020万平方キロメートルで、ユーラシア大陸全体の約5分の3を占める。総人口は約15億人で、世界全体の約4分の1を占める。
「人民網日本語版」2012年4月9日