武器・装備を輸送する民間貨物機
3月26日正午頃、某空挺部隊の将兵でいっぱいの民間旅客機1機と大型戦闘装備を積んだ民間貨物機1機が中原内陸部から大きな音を上げて離陸した。別の民間機1機は高原駐留・訓練任務に向かう空軍の某航空兵師団の将兵を予定された地域へ運んだ。また、空軍の将兵数千人が鉄道、道路、貨客船徴用など様々な手段で昼夜を分かたず移動し、遠く離れた駐留・訓練地域へ駆けつけた。解放軍報が伝えた。
空軍の今回の展開訓練は実戦を想定して厳格に行われた。全想定数出動、全手段統合運用、全パワー統合使用、全部門・全体訓練を明確にし、実際の兵士・装備・輸送を動員。同時に総合評価も行い、民間機を用いた部隊の行動の支援、民間航空輸送力を用いた航空兵部隊の高原駐留・訓練の確保、様々な輸送手段を総合的に運用した兵力展開モデルの検証を行った。
高原の某空港に着陸した民間機から降りてきたある指揮官は「以前は高原での駐留・訓練には列車で何日もかかったが、今日は航空輸送を採用し、4時間足らずで到着。空軍の全域対応、全新疆ウイグル自治区展開、全領域使用の作戦能力が全面的に強化された」と述べた。
午後3時、別の部隊を乗せた民間旅客機が華東の某空港に無事着陸。将兵は空港の優先通路を通って、駐留・訓練地域へ駆けつけた。鉄道、水上、道路輸送を利用した部隊も続々と目的地に到着。全て予定時間通りに集結、出発、到着し、部隊の機動作戦能力が着実に強化された。
「人民網日本語版」2012年4月9日