外交部、『中日韓協力(1999-2012)』白書を発表

外交部、『中日韓協力(1999-2012)』白書を発表。 中国外交部は9日、『中日韓協力(1999-2012)』白書を発表し、3国の友好交流の歩みを振り返り、実務協力の成果を示すとともに、今後の幅広い将来性について展望した。白書は全15000字に及び、以下のことが記載された…

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発信時間: 2012-05-10 09:54:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国外交部は9日、『中日韓協力(1999-2012)』白書を発表し、3国の友好交流の歩みを振り返り、実務協力の成果を示すとともに、今後の幅広い将来性について展望した。

白書は全15000字に及び、序言、中日韓協力の概要、政治・安全保障、経済・貿易・財政・金融、持続可能な発展、社会・人文、展望などの部分で構成されている。

白書には以下のことが記載された。

十数年の発展を経て、中日韓協力は完備された協力体制を構築し、首脳会議を中心とし、外交、経済・貿易、科学技術、文化など18の閣僚会議と50以上の活動の枠組みを柱とする全面的、多層的、広範囲の協力構造を形成した。

政治・安全保障の分野で、中日韓3国は未来志向型の全面的協力のパートナー関係を築いた。3国は政策協議、災害処理、地震に関する科学技術、原子力安全、法律執行の協力、地域・国際問題などにおいて一連の協力対話の枠組みを構築し、密接な交流と意思疎通を続けている。

経済・貿易・財政・金融の分野について、中日韓の貿易額は1999年の1300億ドル超から2011年には6900億ドル超に増加し、中国は長年にわたって日本と韓国の最大貿易相手国となっている。3国は中日韓自由貿易区の交渉の早期開始について積極的に協議しているほか、財政・金融、交通・物流、情報通信、税関協力、知的財産権、標準測定などの分野における対話枠組みを構築した。

持続可能な発展については、循環型経済、科学技術、環境保護、農業、水利などの面で対話枠組みを構築。

社会・人文の分野では、文化、教育、観光、人事、衛生、ニュース、地方・民間の交流などの分野で良好な交流とコミュニケーションを続けている。

中日韓は、歴史を鑑として未来に向かい、互いに尊重し、平等互恵、開放・透明、文化の違いの尊重などの協力原則に基づいて3国関係を善隣・相互信頼、全面協力、互恵、共同発展に向けて推し進め、東アジア地域経済一体化の推進に力を入れ、東アジア、アジアひいては世界の平和、安定と繁栄に貢献できるように尽力することで一致した。

中国は戦略的な視点から3国の協力関係を観察、理解し、相互信頼、相互尊重、平等互恵、ウィンウィン関係を土台に、日韓と各分野における協力を実施、深化し、3国の協力を絶えず新たな段階に進めていきたいと考えている。未来を展望すると、中日韓の協力には幅広い将来性があり、発展の可能性が大いにある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月10日

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