中日両政府は今月15、16の両日、海洋安全保障に関する初の定例会議を杭州で開く。釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題が会議の主要議題となる。
今回中国側は会議のほかに、日本代表団を海監東海総隊の見学に招いた。それはなぜか?
中国社会科学院日本研究所の高洪副所長は、「海洋の問題には安全保障問題、協力問題、境界問題、領有権問題などさまざまな方面の問題がある。対話後、日本に中国の海監総隊を見せるのは、中国側の問題解決に向けた誠意を示すのが主な目的で、当然中国政府の懐の深さを示すことにもなる。われわれは透明であると。日本に、世界に、中国が問題を解決し、両国関係の大局を維持する意思があることを伝えるには、われわれが自ら誠意を示すことが非常に重要だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月15日