上海協力機構(SCO)の2012年首脳会議が6月6日と7日の両日、北京で行われる。ロシアのプーチン大統領も会議のため中国を訪問し、中国の指導者と会談を行う。プーチン氏が大統領に再選して以来、CIS(独立国家共同体)以外の国を訪問するのはこれが初めてであり、各方面から注目を集めている。中国新聞社が報じた。
中国国際問題研究基金会の執行理事長であり、元駐ロシア中国大使である劉古昌氏はこのほど取材を受け、「プーチン氏の訪中は慎重に取り決められた事柄であり、中ロが互いを重要なパートナーと認め、互いを外交的に重要な地位に置くという積極的なシグナルを国際社会に向けて発するものだ」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年5月25日