フランスの次期大統領、フランソワ・オランド氏の事実婚の妻、バレリー・トリルベレールさんはジャーナリストとしての仕事を続けるつもりだというが、アラブ首長国連邦などの訪問時の外交上の儀礼の問題から、オランド氏との法律婚を迫られる可能性があるという。香港の「文匯報」が伝えた。
結婚しないことを公言してきたオランド氏は前のパートナーのセゴレーヌ・ロワイヤルさんと25年共に暮らし、4人の子供もいるが結婚はしていない。しかし国家首脳として国際的な外交の場では国家の体面を保つ必要もある。あるフランスメディアは、オランド氏の助手がトリルベレールさんとの結婚を進言しており、またトリルベレールさんの家族もこうした動きを認めていると伝えている。
文化版の記者として活躍するトリルベレールさんは書籍や美術展などの評論を書き、文化界の著名人にインタビューを行うなど、月に2?3本の文章を書いている。フランスの記者協会は彼女の身分の特殊さを踏まえて、利益の対立を防ぐために彼女はオランド氏関連の報道を避けるべきだと指摘している。
「人民網日本語版」2012年6月7日