日本は釣魚島の帰属問題を『日米安保条約』に結びつけ、外部の力により中国に圧力を加えようとしている。米国はまことしやかに、中日の領土問題の立場をあいまいにすると同時に、日本に「気遣い」を示すシグナルを送っている。これは中国の領土主権維持に対する固い意志を過小評価した行為だ。
「役に立たないカード」と知りながら、日米は問題を激化させている。これは中国を刺激するけちな作戦か、それとも戦略に対する自信の無さを示すものか。日米両国はよく分かっているはずだ。
平和発展の道を歩む上で、他国からの敵意を無視し、国家の核心的利益をないがしろにすることはできない。また外部からの妨害により、前進の歩みを止めることもできない。これは力強い発展の勢いがこれまでのパワーバランスを覆し、類まれな意志と執着心により他国との関係の動向を主導できることを意味している。
大国としての台頭、これは国際関係における手段の豊富化を実現する、苦しい探索の道のりだ。中国は固い決意、そして十分な意志を必要としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月21日