無人機による海域管理 中国沿海部に基地建設を予定

無人機による海域管理 中国沿海部に基地建設を予定。

タグ: 無人機,モニタリング,沿海

発信時間: 2012-08-29 13:27:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

撮影任務を遂行する無人機

中国国家海洋局がこのほど発表した情報によると、中国の海域における無人機遠隔操作モニタリング試験は、すでに最終段階に突入した。中国国家海洋局は今後、全国の11の沿海省(自治区・直轄市を含む)に、無人機基地を1つずつ建設する。各基地には少なくとも1機の無人機が配備され、省が管轄する海域のモニタリングを担当する。中国沿海各地は将来的に、無人機の遠隔操作により海域をモニタリングできるようになる。

沿海の開発推進に伴い、沿海各地による海の使用が近年増加している。多くの重点海域・重点プロジェクトは、多数に渡り精度の高いモニタリングを実施する必要がある。現在、中国の海域をリアルタイムでモニタリングする主要手段は、衛星・航空機によるモニタリング、実地調査、映像を利用した遠距離のモニタリングとなっている。これらの手段は、実施面で不備が存在する。例えば、衛星によるモニタリングは天気や撮影期間等による影響を受け、一部の地域ではこれまでも質の高い映像が得られていない。航空機によるモニタリングには、時間など多くの制限が存在する。地上からのモニタリングは、屋外での作業量が増加し、人件費がかさむ。映像を利用した遠距離のモニタリングは、撮影できる範囲が狭く、また画質が悪い等の問題が存在する。

中国国家海洋局海域管理司の于青松司長は、「無人機は新たな遠隔モニタリングの手段であり、飛行に関する操作がスマート化されており、事前に設定した航路に従い自ら飛行し、撮影を実施することができる。これにより遠隔モニタリングデータと低空撮影した映像をリアルタイムで提供できる。無人機は機動性と利便性が高く、コストも低く抑えることができる。無人機により得られた高画質の遠隔データは、海域のリアルタイム管理、海洋環境のモニタリング、資源の保護等で幅広く活用できる。無人機遠隔操作モニタリング試験により、新技術と既存のモニタリング技術を効果的に結びつけ、海域の管理システムを強化・改善し、重点海域・重点プロジェクトに対する管理水準を高め、海域の総合的な管理・抑制能力を強化することができた」と説明した。

無人機遠隔操作モニタリング試験の実施は、2012年全国海域管理の重点業務の一つとされた。半年余りの試験により、同業務は順調に進められ、中国国家海洋局が設定した主要任務をほぼ達成した。現在までに、業務に熟練した無人機遠隔操作モニタリング技術チームが結成されている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月29日

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