中国の胡錦涛国家主席は本日(6日)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)第20回非公式首脳会議に出席するため、ロシアへと出発した。訪ロ期間中、胡主席は一連の会議に出席するほか、ロシアのプーチン大統領およびその他APEC加盟国の首脳と会談する。中ロ両国の首脳が会談を行うのは3カ月ぶりであり、注目を集めている。このほか、南中国海・釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題が続く中、中国と日本およびフィリピンの首脳が会談を実現できるかどうかも焦点となっている。中国新聞網が報じた。
▽胡主席は一連の会議に出席、中国外交部(外務省)は会議に寄せる「4つの期待」を発表
中国外交部が発表したところによると、APECの第20回非正式首脳会議は9月8日と9日の両日、ロシア・ウラジオストクで開催される。中国の胡錦涛国家主席はロシア・プーチン大統領の招きに応じて、6日から9日にかけてロシアを訪問し、同会議に出席する。
胡主席は今回の訪ロ期間、主に以下の4方面の活動に参加する:
(1)APECの非公式首脳会議(計2セッション)および昼食会などへの出席
(2)APEC・CEOサミットへの出席と基調演説
(3)APEC首脳とAPECビジネス諮問委員会(ABAC)との対話への出席
(4)ロシアのプーチン大統領および、その他APEC加盟国首脳との会談