胡錦涛国家主席は8日、ロシア・ウラジオストクでインドネシアのユドヨノ大統領と会談し、両国関係の発展や関心を共有する国際・地域問題について踏み込んで意見交換し、重要な共通認識にいたった。
胡主席は「引き続きインドネシア側と互恵協力と共同発展の精神に基づき、両国関係の一層の発展を促していきたい。第1に戦略面の意志疎通を強化し、両国指導者間の経常的な会談を継続し、副首相級対話制度や政府間二国間協力連合委員会などの役割を十分に発揮し、重大な問題で意志疎通や調整を強化する。第2に経済貿易協力を強化し、『中国・インドネシア経済貿易協力5年計画』の策定作業をできるだけ早く終える。中国政府は実力ある中国企業によるインフラ整備、建設業、エネルギー資源分野でのインドネシア側との協力を奨励し、インドネシアの6大経済回廊の建設を支持する。第3に防衛・安全保障協力を推進し、海上・宇宙協力を開拓し、人的・文化協力を促進する」と述べた。
「人民網日本語版」2012年9月10日