1日夜、香港電燈有限公司(HEC)のチャーター船が香港南丫島(ラマ島)榕樹湾付近で、港九小輪控股有限会社(KKF)の定期便と衝突し、1隻が沈没した。これまでに37人が死亡、100人余りが負傷した。事故発生後、中央指導者は事故を重視し、胡錦涛国家主席、温家宝総理、習近平国家副主席が電話で状況を尋ね、全力を上げての行方不明者の捜索や負傷者の治療、および遺族への慰問などの指示を香港特別行政区政府に出した。また、国務院香港・マカオ事務弁公室、中央人民政府香港駐在連絡弁公室、交通運輸省および海上捜索救援センターに対して、全力を上げて香港特別行政区政府に協力し、救援活動を行うよう要求した。
香港特別行政区の梁振英行政長官は2日午後、4日から6日までをこの事故の哀悼日とし、期間中、各政府部門の特別行政区ビルでは半旗を掲げると発表した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年10月3日