解放軍少将 空母の存在意義について語る

解放軍少将 空母の存在意義について語る。

タグ: 中国

発信時間: 2012-10-09 14:13:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

空母と言えば、世界中を巡り覇を唱える米国の原子力空母が連想される。中国が米国の先例を繰り返すことを懸念する声があるが、その心配は無用だ。中国は米国でなく、中国の空母は米国の空母でもないからだ。両者はまったく異なる性質を持つ。一方は世界における圧倒的な軍事力と主動的な立場を維持する道具であるが、もう一方は世界の平和、秩序、持続的発展を支える安全環境を維持し、人々が安心して労働に励めるようにする衛兵だ。両者を比較することはできない。中国の空母保有は核兵器保有と同じく、中国の軍事戦略・国防戦略の自主性・自衛性・防衛性を変更するものではない。中国は遠洋作戦能力・遠洋機動力を必要としているが、中国の海上安全の重心は近海に置かれる。空母の登場により、中国が「近海防衛」戦略の基本姿勢を変えることはない。

中国の空母はブロイラーではないが、好戦的な闘鶏でもない。空母は中国が数多く持つ、戦略的防衛・戦略的反撃の手段の一つにすぎない。中国は空母保有により、冷静かつ理性的に防衛戦略を策定することができ、そこから自信が得られる。中国の空母は、中国の海上安全を維持する「定海神針」(西遊記に登場する武器)であり、世界平和を守るノアの方舟でもあり、平和を愛するすべての人に歓迎される正しい力であるのだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月9日

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