中国、オーストラリア、ニュージーランドの人道救援・減災合同演習「協力の精神-2012」が29日午前、オーストラリア・ブリスベンで正式に始まった。人民日報海外版が伝えた。
現地時間午前9時頃、オーストラリア陸軍の戦役シミュレーション訓練センターで演習の開幕式が行われた。室内の大スクリーンには3国の国旗をあしらい、協力の固い握手を象徴する合同演習のシンボルマークが投影された。
今回は中国、オーストラリア、ニュージーランドから50数人が参加し、3日間の日程で研究討論、机上演習、実兵演習などを行う。机上演習では主に人道救援・減災行動計画、緊急対応準備、兵力展開、指揮、要員編制・装備、医療救援分野で多国間合同救援行動の組織と実行について検討する。実兵演習では現場救急、負傷者の搬送、医療救護所の共同展開を演習し、10種類の傷病者を想定して医療活動を行う。
「人民網日本語版」2012年10月30日