海南省三沙市の設置から100日目を迎えた11月2日、同市でメディアブリーフィングが行われた。それによると、三沙市では現在、市級政府体系の枠組みがすでに構築されており、港、空港、埠頭などのインフラ建設が急ピッチで進められているという。これらのプロジェクトの一部はすでに着工し、一部はまもなく着工を迎える。人民日報が伝えた。
海南省が計画中の港、空港、埠頭、法執行船、行政事務などの各プロジェクトおよび、中央財政からの補助金計画は関連部門からの力強い支援を得ている。
中央財政はすでに補給船「三沙1号」の建造に1億元を割り当て、来年さらに1億6千万元を割り当てるほか、漁業および漁船建造に向け3億6千万元の補助金割り当てを下達した。また、空港・埠頭・補給・交通・事務などインフラプロジェクト8件への投資額は100億元に達する。
三沙市委員会市政府は海南省委員会省政府の手配に基づき、三沙永興ゴミ汚水処理場、公営住宅、趙述島道路などのプロジェクトを相次いで着工した。すでに1億6千万元が投じられており、投資総額は6億元。このほか、まもなく7プロジェクトが着工し、投資額は16億元に達する。現在計画中のプロジェクトは14件で、投資額は22億元に上る。このほか、漁業監視船・海洋監視船2隻がすでに完成しており、乗組員の募集を行っている。
「人民網日本語版」2012年11月3日