間もなく開幕する中国共産党の第18回全国代表大会(党大会)に国際社会は強く注目している。国際組織のリーダー、各国の政治家、専門家、学者、対中友好人士、中国駐在の外交官らは人民日報の取材に「中国共産党の執政能力建設は注目すべき成果を上げた」と指摘した。
インド共産党書記長は「中国政府が調和社会の構築を目標とし、民生の難題の解決を重視していることは、人民を気にかける中国共産党の執政理念の現れだ。特に過去10年間に中国政府が貧困削減事業に払った多大な努力は世界の注目を集め、中国共産党が執政能力を高め続けていることを十分に証明した」と述べた。
南アフリカのBlade Nzimande共産党書記長は「世界金融危機が発生して以来、各国共産党は危機の拡大を防ぐために積極的な役割を発揮した。南アフリカ共産党と中国共産党は国家のガバナンスにおいて共に非常に重要な役割を発揮している」と指摘した。南アフリカ共産党第1副書記長は「国家統治・政治ノウハウについて中国共産党と交流する機会をもっともちたい」と表明した。
ドイツのシュレーダー元首相は「中国共産党は環境保護や社会の問題、特に出稼ぎ農民の問題を重視しており、この方面で注目すべき成果を上げた」と指摘。「中国の西部大開発戦略は成功をおさめた」と特に強調した。
スリン・ピッスワンASEAN事務総長は「中国共産党の執政能力の向上は多くの分野に現れている。特に国際問題の処理では際立っている。過去10年間、国際問題や国際関係の処理において中国は高い声望を勝ち取った」と指摘した。
アジア欧州財団のThierry Schwarz主任は「中国共産党は非常に優れた執政能力を備えている。過去10年間に中国が各国際組織で影響力を徐々に高めたこと、東南アジアの大多数の国の中央銀行が人民元を国際準備通貨の一部にし始めたことなどは、その最も良い例証だ」と述べた。
エクアドル「戦略シンクタンクセンター」会長を務めるキト大学のザンブラーノ教授(政治学)は「ここ10年近くに政治、経済、文化など多くの分野で起きた中国の驚異的な変化は、中国共産党の英明な指導のおかげだ。中国政府は中国の特色を強く備えた発展の道を探り出し、全面的、協調的、持続可能な開発を堅持し、社会公正・公平を重視し、民意に沿い、民意を得て、中南米の多くの国々に参考となる優れた模範を示した」と指摘した。