これは日韓の摩擦についても言える。両国は島を巡り対立を続けている。韓国は安倍氏に対して、「韓国が独島を支配している」という合図を送った。日本の新首相が韓国側に譲歩すれば、政敵や有権者から初の非難を招くことになる。
米国は民主党に対して、三カ国の軍事同盟を維持するため、韓国との領土問題を緩和させるよう求めていたが、失敗に終わった。オバマ大統領が2013年1月に、ワシントンで開かれる安倍氏との首脳会談で同問題を解決できるかについて、専門家は予想を控えている。
しかし一つだけ明らかなことがある。米国のパートナーシップにより、安倍氏は中国との関係立て直しが困難になるだろう。米国議会は安倍氏の訪米前に、「手厚い贈り物」を用意した。米国は、日本の安全が釣魚島問題により脅かされた場合、日本を支援すると表明した。中国はこれに対して、強い反対の意志を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月27日