安倍氏の外交政策、突破は困難か=香港メディア

安倍氏の外交政策、突破は困難か=香港メディア。

タグ: 安倍,靖国神社,朴槿恵,韓国

発信時間: 2013-01-05 14:03:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「着任早々の役人は万事やかましい」ということわざがある。安倍氏の「危機突破内閣」はまず外交問題に着手し、一連の外遊を通じて周辺各国との膠着状態を打破し、四面楚歌の苦境から突破口を見出そうとしている。安倍氏は韓国の大統領選が終了すると軟化を示し、直筆の親書を携えた特使を韓国に派遣し、領土問題により悪化した両国関係の修復を表明した。安倍氏は同時に中国やロシアに対しても同様の態度を示し、対話による関係修復を試みている。接触に適した雰囲気を作るため、安倍氏は靖国神社参拝や歴史問題等で低姿勢を保ち、総選挙時の強気な態度を控えている。

年が明けると、安倍氏は「外交突破」の行動をスタートした。副総理・財務相の麻生太郎氏は2日にヤンゴン市を訪問し、4日間のミャンマー訪問をスタートした。自民党議員、前財務相の額賀福志郎氏は4日、安倍氏の特使として訪韓し、朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談を予定している。新年開始早々、「危機突破内閣」は主要閣僚を相次いで派遣している。これは安倍氏が外交面の手柄を急いでいることを示している。

安倍氏は東京の私邸で額賀氏と会見し、朴槿恵大統領に「韓国は日本の最も重要な隣国だ」という意志を伝え、日本が関係を再構築し今後の二国間関係に挑む誠意を示すよう指示した。韓国の新大統領は2月25日に就任式を予定している。安倍氏が出席した場合、双方は二国間首脳会議を開き、日韓関係が修復される可能性がある。麻生氏もまた「贈り物」を持ちミャンマーを訪問した。日本はミャンマーに対して持つ5000億円の延滞債権を解消すると同時に、500億円規模の円借款を提供する予定だ。日本はこれにより、ASEANとの提携を強化する意向だ。

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