アメリカのキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が率いる米政府代表団は16日、韓国訪問を終え、東京に向かった。キャンベル国務次官補は17日東京で、日本の菅義偉官房長官、岸田文雄外相と相次いで会談し、中韓両国との関係改善を要請した。
キャンベル国務次官補は岸田外相との会談後、「良好な日中関係と日韓関係はすべての関係国に利益がある。アメリカが斡旋することはないが、中韓との関係改善に向けての日本の努力は支援していく」と述べた上で、東アジアの平和と安定のために、米日両国の安全保障や経済分野での協力が重要だという点で一致した。