共同通信社の報道によると、公明党の山口那津男代表は22日に予定している訪中の際に、習近平総書記に安倍晋三首相の親書を手渡す方針だ。しかし中国側はこの訪中について、いかなる情報も公開していない。
安倍首相と山口代表は19日夜に東京で会談し、山口代表が安倍首相の親書を習近平総書記に手渡すことを確認した。日本メディアの先ほどの報道によると、山口代表は対日交流団体「中日友好協会」会長、元中国国務委員の唐家セン(セン=王+旋)氏との会談を予定しており、習近平総書記との会見を希望している。しかし中国側は関連情報を公開していない。
安倍首相は、「日中両国間に摩擦が生じたが、(今回の訪中で)政治的対話による改善関係に向け一歩目を踏み出せればと思う」と表明した。安倍首相は高村正彦自民党副総裁を、首相特使として訪中させることを検討する可能性がある。
公明党は自民党と連立政権を組んでいる。安倍政権の発足後、政権与党内で最高クラスの政治家が訪中することになる。このほど、日本の多くの中日友好関係者による相次ぐ訪中が注目されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月21日