ロシア・RUSNEWS.CNは1月27日にAP通信の報道を引用し、米軍当局が同日、地上配備ミッドコース防衛(GMD)用の地上配備迎撃ミサイルの発射実験を行なったと伝えた。
現地時間土曜夜、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地で、同実験が行われた。ミサイルは予定されていた動作を完了すると、大気圏外に向かった。同実験には、予定されていた目標物はなかった。同実験は2010年12月の失敗以来、初の実験となった。
GMDはかつて国家ミサイル防御システム(NMD)と呼ばれていた。しかしブッシュ大統領の就任期間中に名称が変更された。ホワイトハウスが、より複雑な防御システムを構築し、弾道ミサイルの攻撃を防ぐことを決定したからだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月28日