中国が地上配備型のミサイル迎撃技術実験に再び成功 意義重大

中国が地上配備型のミサイル迎撃技術実験に再び成功 意義重大。 中国は1月27日、地上配備型の中間コースでの弾道弾迎撃ミサイル技術の実験を国内で実施し、所期目的を達成した。地上配備型の中間コースでの迎撃ミサイルの構造は複雑で、技術の難易度が極めて高く、世界では米国と日本しか実験を実施していなかった…

タグ: ミサイル 弾道弾 迎撃 中間コース

発信時間: 2013-01-28 11:02:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中間コースでの迎撃の成功の意義は重大

地上配備型の中間コースでのミサイル防衛システムは長距離早期警戒システム、迎撃システム、指揮管制システムからなる。敵側の中長距離の弾道ミサイルを探知・追跡した際に、地上から迎撃システムを打ち上げ、敵側の弾道ミサイルが飛行する中間コースで迎撃し、自国への飛行を防ぐ。

中間コースは弾道ミサイルの飛行高度が最も高い段階であり、長距離弾道ミサイルの中間コースは大気層の外に位置する。現在のミサイル技術だと、中間コースを飛行する弾道ミサイルを迎撃できるのは、推力の大きい地上設置型ミサイルだけである。艦載防空ミサイルは艦艇のトン数およびミサイルとレーダーの性能が限られているため、中間コースを飛行する弾道ミサイルを迎撃することはできない。

そのため、中国の地上設置型の中間コースでのミサイル技術の実験は、理論的に言って、高度数十キロのターミナル段階でしか弾道ミサイルを迎撃できない米国産のパトリオット・ミサイルよりはるかに難しい。

あるネットユーザーは、その意義は中国の原子爆弾の実験にも劣らないと見ている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月28日

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