日本が最も恐れているのは、東アジア戦略構造において「空洞化」にあい、戦略的な「失われた10年」に突入することだ。そのため日本は絶えず国民の危機感を煽り、米国のアジア太平洋戦略における地位を維持しようと躍起になっている。しかし日本は米国の「犬」になり続けようとはしない。機が熟し条件が満たされれば、日本は自国に属する戦略を再構築し、戦後の束縛を打破する道を歩み出すに違いない。
「脅威の捏造」という脅威がある。良からぬ企みを持つ加害者は、十分な力を蓄えるまで被害者のふりをすることを好むが、日本がまさにそうだ。平和的発展戦略を維持する中国は、日本版の「中国脅威論」、「地域安全環境悪化論」を鼻で笑う時に、その裏に隠された悪巧みを軽視してはならない。東アジアの安全・安定にとって真の脅威は誰であるか、中国は全世界に知らしめる必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月14日