中国陸戦兵器展示エリア
第11回アブダビ国際防衛会議・展覧会と第2回海軍防衛展が17日、アラブ首長国連邦の首都アブダビで開幕した。中国代表団の出展する兵器は中東初公開のものが少なくない。
アブダビ国際防衛会議・展覧会は世界で最も重要な国際防衛展覧会の1つとされており、中東・北アフリカ地域で最大規模の、陸・海・空の防衛分野をカバーする専門的展覧会だ。今回は世界59カ国・地域から1112社が出展。計38の国家パビリオンまたは展示ブースが設けられ、総面積は13万3000平方メートルを超える。5日間の会期中、世界各国の軍事専門家、軍事政策決定者が国際軍需工業分野の最先端技術や科学技術の動向、最新の防衛システムについて話し合う。
今回中国代表団が出展するのはSR5多連装ロケット砲、車輪式高速突撃車、CS/VP3耐地雷防護車両、衛士32長距離多連装ロケット砲システム、105ミリ車載榴弾砲、固定翼無人機などで、中東初公開のものが少なくない。
世界の軍需産業の発展の歩みをしっかりと追うため、今回は無人システムエリアを新設。無人機、無人車両、関連技術・設備などこの分野の世界最新の発明や製品を展示している。
第2回海軍防衛展には6カ国の軍艦が参加し、80社以上の企業が出展。世界最高水準の科学技術を応用した、最先端の海洋防衛システム・製品を展示している。
アブダビ国際防衛展は1993年に始まり、隔年開催。世界の防衛装備の最先端技術の多くが初めて公開される同展は、世界の軍需産業にとって最も重要な催しと称されている。(写真は『兵器雑誌』より)
「人民網日本語版」2013年2月19日