中国人民解放軍総参謀部軍訓部の責任者は26日、中国が2013年に40回近くの軍事演習を実施する予定であることを明らかにした。陸空軍合同の戦闘訓練、遠海での実兵・実弾演習、各軍兵種の合同防空訓練、通常ミサイルの発射訓練などを行い、実戦を想定した合同作戦、体系的な作戦、対抗演習を実施する点が特徴的である。
今年最初の列島線突破訓練で、海軍編隊は東中国海、南沙諸島海域を巡航し、南沙諸島の駐屯兵と互いに慰問した。春節期間中には、西太平洋海域で実戦訓練を実施した。近ごろの解放軍の訓練を見ると、海軍は頻繁にメディアの前に姿を現している。今年の演習は、紛争がある海域における戦争を想定し、実戦の内容を盛り込み、部隊の迅速な反応力や厳しい条件下での作戦能力の向上を目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月27日