傅報道官:日本社会と各界は中国人の声に耳を傾けてほしい

傅報道官:日本社会と各界は中国人の声に耳を傾けてほしい。 第12期全人代第1回会議は3月4日午前11時に人民大会堂で記者会見を開き、全人代が報道官のポストを設置して以来初の女性報道官である傅瑩報道官は、共同通信社の記者の質問に対して、「日本社会と各界が中国人の声に耳を傾けることを強く願っている」と語った…

タグ: 全人代 記者会見 日本 釣魚島 共同社 

発信時間: 2013-03-04 14:33:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

傅報道官:日本社会と各界は中国人の声に耳を傾けてほしい

先ほども言った通り、中国は独立自主の平和的外交政策を堅持する。中国は自国の主権・権益を毅然として守ると同時に、その一方で地域の平和、世界の平和を積極的に保護していく。この基本的な原則・立場は、30年間に渡り揺らいだことがない。しかしある問題が発生した時、領土問題で困難な状況に直面した時、一部の国家は挑発的な行為に出る。その場合、我々はどうするべきだろうか。我々は断固たる態度で、この問題に直面し、対応・処理に当たるべきだ。これは同地域に向けて発する重要な信号、地域の平和を守り、地域の平和的秩序を守るという信号でもある。アジア太平洋地域は世界で平和を守るべきであり、国と国は信用を守り、両国間の約束および合意内容を守るべきだ。さもなければ、混乱が生じるだろう。

中日両国の間に存在する不一致の原因は比較的はっきりしており、何度も説明を行なっているので、この場では重複を避けることにする。中国は対話・協議・交渉により、対立と不一致を解決することを願っている。中国には「片手だけで拍手はできない」という言葉があり、双方がこのような意向を持つべきだ。仮に相手が強硬措置を選択し、合意内容に背くやり方を選択した場合、中国には「来而不往非礼也(返礼しなければ失礼だ)」という言葉がある。そのため人民代表大会の代表の間で話されている同問題について、共同通信社の記者には日本の政治レベルの人物、日本の識者のもとまで持ち帰って欲しい。我々は日本の国民、日本の指導者が、中国人の考え方、釣魚島(日本名:尖閣諸島)の歴史的事実を理解しているか、客観的にこれと向き合っているかを知りたいと思っている。

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