米AMI国際海軍研究センターはこのほど、「中国武昌船舶重工有限責任公司は今年1月8日より、バングラデシュ海軍向けの056型軽量級護衛艦(計2隻)の建造を開始した。またバングラデシュの造船所は中国側からの支援を受け、同艦を2隻以上建造する予定だ」とする情報を発表した。ロシア軍事平等ネットが3月31日に伝えた。
中国の4ヶ所の造船所は現在、056型を大量建造している。056型の1番艦が就役した2月25日、056型の10番艦が上海滬東造船所で進水を終え、同造船所が建造した3隻目の056型となった。2番艦の「恵州号」(ナンバーは596)は広州黄埔造船所で建造され、2012年6月3日に進水を終え、現在は交付に向けた試験を実施中だ。056型の建造は毎月1隻のペースで進められている。
武昌造船所は以前、バングラデシュ海軍向けに全長64メートルのFAC級ミサイル巡洋艦を2隻建造した(BNS Durjoy号とBNS Nirmul号)。バングラデシュはさらに、本国の造船所で6隻のFAC級ミサイル巡洋艦を建造する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月2日