中国軍の国防白書 海外メディアがその狙いを分析

中国軍の国防白書 海外メディアがその狙いを分析。

タグ: 軍隊の編制,国防白書,陸軍,核ミサイル部隊,機密

発信時間: 2013-04-18 11:30:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

【仏ル・モンド紙 ウェブサイト 4月16日】「中国が軍隊の編制を発表」

中国が16日に発表した国防白書は、軍隊の構造を明らかにした。同白書によると、中国陸軍は主に機動作戦部隊、近海防衛部隊、護衛・警備部隊などによって構成される。陸軍機動作戦部隊には18の集団軍および一部の独立合成作戦師団(旅団)があり、隊員数が85万人に達する。海軍は23万5000人、空軍は39万8000人に達する。

同白書は、核ミサイル部隊と通常ミサイル部隊などによって構成される第二砲兵部隊の役割について、特別に言及した。それによると、第二砲兵部隊は「中国の戦略的抑止力の核心的な力であり、主に中国に対して核兵器を使用する他国をけん制し、核兵器による反撃および通常ミサイルによる正確な攻撃を実行する」ことになる。

中国軍は今回初めてその構造を公表した。これは中国軍の透明化向上に向けた意思を示している。

【英フィナンシャル・タイムズ紙 ウェブサイト 4月16日】「軍事機密のフタを開けた中国」

中国は16日、その武装力の構造をより詳細に公表し、より高水準の軍事透明度を示そうとした。中国国防部が発表した最新の国防白書は、さらに陸軍の集団軍の番号を明らかにした。これらの番号は早くからネット上で出回っているが、同白書は世界最多の隊員を持つ軍隊が、初めて詳細に自軍の構造を公開したことを示している。

中国は軍拡のペースを緩めると同時に、これまでの機密文化に慎重に別れを告げた。中国の日増しにグローバル化する利益を守ることで、20年連続で軍事費を大幅に追加してきた解放軍と同地域のその他の軍隊が、より頻繁に接触するだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月18日

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